皆様こんにちは!
この週末は全国的に冷え込みが厳しくなり、強風も吹くようですので・・・車でお出かけになる方はお気を付け下さい。
さてさて・・・今回のブログですが、たまには【スーツ豆知識】を更新させていただこうと思います。
内容は【まつり縫い】についてです。
裁縫かぁ~(-_-;)
と思ってしまった、皆様!!!!
今回のブログは飛ばしていただいても大丈夫です。(笑)
1.【まつり縫い】

一般的に【まつって下さい】と言われたら、この縫い方になります。
布のたて糸を1本すくってから、折り山をすくいます。
縫い三つ折りにしたのでは厚くなりすぎる時などに二つ折りのままで【縫ち目のほつれ止め】と【縫い代の固定】を同時にする方法です。
"千鳥がけ" だけが進み方が違い左から右です。
3.【並み縫い】

基本的な縫い方です。
2枚の布をぬい合わせる時に使います。
表も裏も【縫い目は同じ長さ】にします。
刺しゅう等でも使われています。
4.【ぐし縫い】

並み縫いを細かく行うことを【ぐし縫い】と言います。
縫い目の間隔は2mm~3mm位でしょうか。
5.【かがり縫い】

2枚の布を表側にして巻くように縫い合わせる方法です。
・布端のほつれ止めや破れた部分を繕うさいに使用されます。
上記の縫い方は、オーダースーツのハンドメイドオーダーにも使用されているものがあります。
これで、スーツを縫いあげるのですから・・・ハンドメイドオーダーが何十万もする理由が分かるような・・・・?
実は・・・上記の縫い方を全部やり・・・撮影したのですが・・・ほとんどの画像が【ピンボケ】してしまい・・・とても掲載できるものではないので、イラストを掲載しました(T_T)すみません・・・・。
↓↓ピンボケした画像↓↓<m(__)m>
タイトルのようなことを・・・お客様から、よく質問されます。
確かに・・・私も入社当時先輩に同じ質問をしたことを思い出します。
では、何が違うのか?1つずつ考えていきたいと思います。
<1>服地(生地)の違いは?
一般的にスーツに使われる服地は、光沢・ツヤのあるサラッとした服地を使って仕立てられているものが多いです。
ジャケットは、スーツの服地よりも厚地でザックリとした服地を使って仕立てられているものが大半といえます。
服地柄・・・スーツ服地であれば、無地を中心に織り柄やピンストライプなどが多く、ジャケット服地は大柄の格子、ハッキリとしたチョークストライプ、無地でも目の粗いものが多いです。
服地の特徴・・・ジャケット服地は目が粗かったり、甘い織りのものが多くスーツに使えない物があります。特に甘い織りのジャケット服地は、スラックスにするとヒザが抜けやすいのでスーツにはオススメ出来ません。
<2>デザインの違いは?
スーツは、一般的に個性的ではなく控えめで【協調的】なデザインを主体とする傾向がありますが、ジャケットの多くは、パッチポケット(貼り付け型ポケット)をはじめ、衿元のステッチなども【強調的】なミシンステッチを使用して、個性を重視するようにまとめ上げられるものがあります。
そして、ジャケットはスーツに比べてサイズを細身にしたり、パットレス(肩パットなし)で着丈を短くするデザイン傾向がありますので、そのあたりで違いが生まれるかと思います。
<3>パターンの違いは?
基本的に、スーツファクトリーdpiには【ジャケット専用型紙】というものは、リーフジャケット以外には存在しません。他のブランドショップ等もスーツとジャケットには同じパターンを使っている場合が多いです。
しかしながら、幸いなことに(?)スーツファクトリーdpiには・・・様々なパターンがございますので、スーツならキッチリ感のある【AB-70モデル】や【NB-09モデル】、ジャケットならパットレスができる【DA1-06モデル】や【IC-08モデル】など用途別に選択していただく方法もあるかと思います。
<4>結局、スーツの上着とジャケットは何が違うの?
上記以外の点では・・・特に違いはない!と言えます。
もちろん、時代的な流行による感覚的な違いはありますが、明確な定義としては・・・存在しないかな?
では・・・ビジネスにもカジュアルにも使い回せる便利なモノってある?
なかなか難しいことですが、もっとも使い勝手が良いのは【スーツ服地を使用したネイビーブレザー(フランネル服地を含む)】では、ないでしょうか?
着丈を通常よりも1.0cmほど短くして、パットレスで作ってみてはいかがかな?とアドバイスさせていただきます♪
最後まで、お読みいただき誠にありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。
皆様こんにちは!
京都では、紅葉が見頃になった!とテレビで毎日のように紹介されておりますね。
しかも!今年の紅葉は、8年ぶりの色づきかたで見事な紅色に染まっているようです。
あ~ 見に行きたいなぁ~
そういえば・・・私が住んでいる千葉県も紅葉が見頃を迎えております。
テレビでは、まったく紹介されておりませんが(笑)
いつもいつも本題から話しが逸れてしまいすみません。
今回は、スーツファクトリーdpiの大人気商品である【ハリスツィード】も含めて・・・ツィードの種類をいくつかご紹介させていただきたいと思います。
◆ハリスツィード・・・ツィードと言えばコレ!というほど有名ですよね(^_^)b
スコットランド北西部のアウターヘブリーズ群島北部に位置する『ハリス島・ルイス島』の島民によって手紡ぎ・手織りによって作られたもののみがこの名を付けることを許されます。
粗くて厚地で、ところどころにケンプと呼ばれる染色不能の白い短毛が交織されているのが特徴です。
ハリス・ツイードという名は、ロンドンのハリス・ツイード協会の登録商標であり、球形の上に十字が付いた「ハリス・ツイード」の商標マークが付されています。
◆ドニゴール(ドニガル)・ツィード・・・ハリスツィードと同じくらい有名です。
アイルランドのドニゴール州の農家が副業として手紡ぎ・手織りで生産したものが、この名で呼ばれますが、現在は、それに似せて作った織り物を指しています。
多色のネップの入った色糸を使用するのが特徴です。
◆チェビオット・ツィード
ツィードの語源となった【ツィード川】流域にスコット・ランドとイングランドとを分けるチェビオット山脈から北スコットランドで産するチェビオット羊毛を用いて作ったものを【チェビオット・ツィード】と呼びます。
粗く見えるのですが柔らかくシャリ感があるのが特徴で、ツィードの中で最もスーツ時にむいた素材と
いえます。
◆シェトランド・ツィード
スコットランド北端にシェットランド島という小さな島(泥炭と苔に覆われた絶海の孤島)ここで成育された羊は、岩磯で海藻を食べて生育するため、極めてソフトで弾力性のある羊毛が採れます。
この毛を使って織られたツイードが「シェットランド・ツイード」なのですが、このツィードに似せて作った
もの多いので注意が必要です。
とても希少品ですので・・・服地屋さんで見つけたら、即買いをオススメします。
と・・・ツィードにもいくつか種類があります。
スーツファクトリーdpiでは、いつか全ツィードを集めて・・・ツィード祭りを開催したい!と思っておりますので、その時は・・・皆様ご来店をお願いいたします。
皆様こんにちは!
本日の東京は、天気が良く気持ちの良い1日です。皆様がお住まいの地域はいかがでしょうか?
天気予報を見るかぎりでは、週末は全国的に晴れているようなのでお出かけ日和でしょうかね♪
さてさて・・・本題の【ウールのお話し。】ですが、今回は【シルク(絹)】をご紹介させていただきます。
あれ?シルクってウールなの?
と、疑問に思われたお客様!正解です。
ウールではありません。すみません。
ですが・・・シルクは繊維の分類別上はウールと同じ【動物繊維】ですので・・・。
OKにして下さい。(笑)
それでは・・・紹介を開始させていただきます。
シルク繊維は、自然界で作りだされる繊維の中で最も細くしなやかな特徴を持ち合わせており、繊維を構成する「たんぱく質」は人の肌に近い性質をもっておりますので皮膚の弱い方にも安心して着用いただけます。
また、優れた吸湿性・放湿性・速乾性はコットンの実に1.5倍!!と驚異的な数値です。
このため暑い日に汗をかいてもサラリとした肌触りがあります。
放湿性が高いと・・・冬場の静電気が・・・。 と不安になられたお客様!
静電気が起こりやすい体表的な「ポリエステル繊維」と比較して約20倍の保水性があり静電気が起こりにくいのです。(ポリエステル繊維の保水性0.5%程度ですが、シルク繊維の保水性は約10%あります)
このように、とても優秀な性質を持つシルクですが、デメリットな面もあります。
デメリット1・・・しなやかすぎてシワになりやすい。(シワ回復力は高いですよ)
デメリット2・・・耐久性が低いので摩耗に弱い点があります。
デメリット3?・・・他の繊維よりも価格が高い(笑)
上記のデメリットも、シルクが持つ美しい光沢、滑らかな質感や性質などと比べると小さな問題に感じてしまいます。
スーツファクトリーdpiでは、シルク100%繊維は取り扱いしておらず、様々な問題をクリアーできるシルク混紡服地(ウールとシルクの混紡)をご用意しております。
軽くて美しい光沢持つシルクスーツをパーティーなどで着てみませんか?
↓↓シルク混紡スーツは下記URLの楽天ショップからご覧になれます↓↓
http://item.rakuten.co.jp/dpi/10001691/
☆☆☆ちょっと豆知識☆☆☆
シルク(絹糸)を作りだす蚕にも種類がおりまして・・・大きく分けると「家蚕と野蚕」の二種類に分けられます。
このうち家蚕から採れる繊維が、一般的に知れている「純白度が高く、しなやかで優雅な光沢を持つ」シルクになります。
では・・・野蚕とは?その名のとおり山野で飼育されておりまして、家蚕に比べてアルカリや酸に強い特性を持っておりますが、不純物が多く見かけられ純白度が低く、漂泊しても独特なクリーム色が残り染色しにくい点があります。(主に中国で生産れており、日本では長野・福島・群馬などで若干生産されているにすぎません)
皆様こんにちは。
今日は台風が近づいているせいか・・・朝から雨が降り続いております。
今夜にも関東に上陸する恐れがあるようなので、お出かけされている皆様はお気をつけ下さい。
そんな私も、現在京橋店にてブログを書いておりますので・・・出勤しております。(大きな声では言えませんが・・・今日は早く帰りたいです。)
さて、本題に移らせていただきたいとおもいます。
2回にわたり採寸方法をご紹介させていただきましたが、今回が最終回になります。
それでは・・・簡単にですがご説明させていただきます。
←まずは、スラックス総丈の測り方です。
ウエスト帯の上端から裾口までを縫い線に沿いながら
真っ直ぐにお測り下さい。
この寸法がとても大事になります。
![]()
続きまして・・・股下の採寸です。
※股の付け根から裾口までを真っ直ぐに測ります。
※股上の採寸については、上述したスラックス総丈
から股下を引いた数値が股上になります。
スラックス総丈 - 股下 = 股上
最後にウエスト採寸です。
ウエストは、ベルトを通す帯部分を端から端までお測り下さい。
この数値を2倍した数値がウエストサイズになります。
※帯の端から端までが40cmだった場合
数値を2倍しますので80cmがウエストサイズになります。
以上で3回に分けてご紹介しました【オーダースーツの採寸方法】のご説明を終わらせていただきます。
採寸方法が分からない場合は、スタッフまでお気軽にご相談下さいね。さらに分かりやすくご説明させていただけると思いますので・・・。
または、リアルショップにご来店いただけると熟練のスタッフ(特にDAIZOさん)による採寸を体験できますよ。(合言葉は・・・そ~たけ!です。)
皆様こんにちは!
10月も半ばとなり、関東では『群馬県や栃木県』の一部で紅葉が進み見頃を迎えておりますね、今年の猛暑で『色づき』具合が心配されておりますが、なんとも綺麗に紅葉しているようですよ。
私も紅葉で目を疲れを癒したいです(^^)
スーツファクトリーdpiでは『ハリスツィード』についてのご質問やご注文が増えており、紅葉の季節と共に、そろそろ本格的な冬が近づいてきているなぁ~と実感しております。
さてさて・・・今回は、前回に引き続き『採寸方法』についてご説明させていただきたいと思います。
まずは・・・着丈の測り方です。
左側の画像は着丈全体の測り方になります。
右側の画像は衿と裾(スソ)の拡大画像です。
※採寸のポイントは衿と背中側の生地を繋ぐ線から裾(スソ)まで真っ直ぐ測ることですね。
⇒⇒⇒
⇒⇒⇒
続きまして・・・袖丈の測り方です。
左側は袖丈全体の測り方にります。
右側は肩先と袖口の拡大画像です。
※肩線と袖の縫い合わされるT字部分から袖口までを真っ直ぐにお測り下さい。
採寸の際に、メジャーの10cmの位置から採寸をするとメジャーがズレにくく測りやすいですよ。
(注文する際には袖口までの長さから-10cmして下さいね。 例:袖口まで69cmなら59cmで注文になります!)
⇒⇒⇒⇒
⇒⇒⇒⇒
以上が着丈と袖丈の採寸方法になります。意外に簡単だとおもいますので、ご自宅に戻られたら試しに測ってみて下さい。
皆様こんにちは!
10月となり、そろそろ衣替えをされるころかと思います。
スーツを保管される際には、クリーニング店で使われている『ビニール・カバー』ではなく、不織布などのスーツ専用カバーをご使用下さいね。
ビニールのカバーでは、ウールが呼吸出来ませんし、湿気も溜まりやすくカビが発生する原因となります。お気を付け下さいませ。
おっと、少し話が逸れてしまいました(^_^;)
今回は、楽天ショップのお客様から問い合わせの多い『自己採寸方法』について・・・バスト・ウエスト・ヒップの採寸方法をご説明させていただきます。
ますは・・・バストのヌード寸法につきまして
メジャーを脇の下に通して、水平にお測り下さい。
つづきまして・・・ウエストのヌード寸法について
![]()
おへそのやや上辺りをメジャーで水平にお測り下さい。
(お腹の大きい方は、一番出ている位置をお測り下さい)
最後に・・・ヒップのヌード寸法です!
お尻回りも一番出ている位置をメジャーで水平にお測り下さい!
ヌード寸法と記載させていだいておりますが、上記画像のようにシャツやスラックスを着用したうえでお測り下さいね。
以上がスーツをお作りさせていだく際に最も重要となる寸法値になります。
皆様こんにちは!
第三回目となる【スーツの服地が出来るまで】を更新させていただきます。
第一回目は下記URLよりご覧になれます。
http://www.sf-dpi.com/blog/2010/08/post-202.html
第二回目は下記URLよりご覧になれます。
http://www.sf-dpi.com/blog/2010/09/post-212.html
それでは、今回の【整理工程】についてご説明させていただきます。
C.整理工程
・織上がったものを生機(きばた)と言い、この状態では毛織物の膨らみがなくガサついています。
・生機を、柔軟で膨らみのある自然の光沢をもった手触りの良い毛織物に作り変える工程が整理工程(=仕上げ工程)です。
【サージ、ギャバなどで代表される<梳毛織物>の整理工程を説明します。 】
①毛焼き
・生機の表面の毛羽を、ガスの炎の上を通して焼きます。火に強いウールの特性を活かした工程で、なめらかでクリアーな表面になります。
②洗絨(せんじゅう)
・洗剤で汚れを落とし、重いローラへ何回も通します。それにより適度な柔軟性と膨らみが出ます。
③湯のし
・ローラーに巻き込んで熱湯の中で、ローラを回します。織るときに引っ張られた糸の弾力性を取り戻し、後の工程で角の縮みをなくします。
④毛剪(けせん)
・仕上工程で発生した余分な毛をかりとり、滑らかにします。
⑤蒸絨(じょうじゅう)
・スチームに入れて蒸します。これにより自然な光沢を持った形くずれのしにくい、しなやかな毛織物になります。
【一方、フラノ、ツイード等で代表される紡毛織物の整理工程を簡単に説明します。 】梳毛織物に比べて紡毛織物の整理工程は、バラエティーにとんでいます。大きな違いを、二つ説明します。
・縮絨工程
重いローラの中を何回も通すことにより、ウール繊維だけが持つ特色でフェルト化現象が進み、お互いに絡み合い緻密で厚い織物になります。
・起毛工程
・表面変化をつける工程で、ハリガネやアザミで表面を引っかき毛羽を引き出し、好みにそれを刈り揃えたり、寝かせたりします。
梳毛織物も紡毛織物も仕上げの最後に、検反と反巻をします。
⑥検反
・毛織物を検反台に進めながら慎重にチェックします。
⑦反巻
・検反でパスしたものだけを、反巻し梱包して出荷します。
【こうした様々な長い3つの工程を経て、ウールの特色を最大限に生かしたスーツの服地が誕生します】
以上で【スーツの服地が出来るまで】のご説明を終わらせていただきます。
最後まで、お読みいただき誠にありがとうございました。
第二回目がありました・・・よかった♪ よかった♪
前回の反省としまして、あまりに専門用語が多すぎて・・・意味が分かりづらかったと思いますので
今回から画像を付けさせていただきます。
↓前回の「ウールのお話し。ウールが出来るまで編①」は下記URLをクリックするとご覧になれます。
http://www.sf-dpi.com/blog/2010/08/post-202.html
それでは・・・今回は2番目の工程である【織布工程】についてご説明させていただきます。
B.織布工程
織布とは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を直角に組み合わせて布にすることです。
①経整形
経糸を必要な本数だけ織物の幅に合わせてシート状にしてビームというドラム缶を横に細長くした
ものに巻き取ります。
←これがビームです。
通常の150cm幅服地では、4,000~6,000本の経糸が使われます。
②経通(たてとおし)
ビームの各糸の先端を、機械によりヘルドという針金の穴と筬(おさ)の目に一本一本通していき、
織る準備ができます。
※ヘルドです。様々な材質とサイズの物があります。
※筬(おさ)です。経糸を通す『櫛状のもの』
③織布
織機では経糸を一本一本通したヘルドで、組織に合わせて経糸を上下に開き、
その間に緯糸を通します。そして通った緯糸を、筬(おさ)で叩いて詰めます。
緯糸を運ぶ方法には、シャトル織機を使う伝統的なものと、高速織機があります。
50mを織るのに、シャトル方式なら20時間位、高速方式なら6時間位かかります。
以上で【B:織布工程】が終了し服地が織り上がります。
次回が最終工程の【C:整理工程:織物を仕上げる】になります。
羊は、年に1回毛を刈り取られます。(人間と同じように羊も毛は伸びますので、毎年、再生が可能な資源です)
その後、様々な工程を経て服地(毛織物)となり、皆様のスーツへと仕立て上がります。
羊毛を服地に仕上げる工程を大まかに分けると・・・以下の3つになります。
A:紡績工程:ウールの毛糸を作る
B:織布工程:糸を織り上げる
C:整理工程:織物を仕上げる
今回は、A:紡績工程についてお話させていだきたいと思います。
A.紡績工程(ウールを、洗い、すき、紡ぐといった毛糸を作る段階です。)
①毛選(羊毛の品質チェック、品質に応じて仕分ける工程)
原産国の検査データを基に、太さ、長さ、スタイル、植物質の含有量などを検査します。
検査されたウールは、品質に応じてブレンドされ、ベルトコンベアーの上で『人の手により異常なウールが取り除かれます。』
②洗毛(洗毛機で石鹸とソーダ水を使い洗う)
洗毛機の中で、汚れや油、土砂や植物質の不純物を含むウールを、ゆっくりと押し洗いし、純白なウールにします。
※この洗毛工程では、副産物として・・・油(ウールグリース)が取れ、口紅やクリーム等の原料になります。
※洗毛機の廃液は、環境基準に適合した廃液処理されます。
③-1 梳毛カード(スライバー又は、コーミング工程)
洗毛後のウールは大小ふっくらした固まりになっており、これをカード機にかけて繊維1本1本にほぐし、スライバーという『繊維の長さを平行に並べたロープ状の繊維の束』にします。
③-2 再洗(スライバー又は、カーディング工程)
スライバーをさらに細く引き揃えるとともに、洗毛段階でとれなかった植物性不純物を再洗機で取り除きます。
④トップ
キレイになったスライバーを巻き上げて、コマのような形に整えます、これをトップと言います。
(この段階のスライバーは赤ちゃんの腕くらいの太さで、1m当り25グラム位です。)
※この段階で染色することを、先染め(トップ染め)と言います。色ブレのない均一で安定した色合いが得られます。
ちなみに糸の段階で染色することを糸染め、生地(反物)の段階で染色することを後染め(反染め)と言い、用途に応じて染色方法を選びます。
⑤前紡
前紡機でさらにスライバーを引き伸ばして、うどん位の太さにします。
⑥精紡
このスライバーをリング精紡機で糸の太さに引き伸ばすとともに、糸を紡ぎます。この糸を1分間に1万回転以上回るスピンドルで巻き取っていきます。
⑦単糸にする
巻き取った糸をコーンに巻き返しながら、糸ムラや不良部分を取り去ります。
⑧双糸にする
単糸でも織物は出来ますが、通常、2本の単子をより合わせ双糸にして使います。
以上が、ウールの中で梳毛(そもう)といわれる『軽くてしなやかな糸』を作る工程になります。
ウールの中には、もう一つ、紡毛(ぼうもう)と言われる梳毛より短い原料を混ぜ合わせて太い糸を作る工程もあります。
紡毛糸は、出来た段階でニット糸や手編み用の毛糸として、そのままでも出荷されます。
次回は、B:織布工程になります。。。。次回があればですけど・・・(笑)
私の拙い文章を最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
坂巻輝行
Teruyuki Sakamaki
1974年生まれ
京橋店・店長
スーツファクトリーdpi四男坊。
お客様とフレンドリーな関係になって、お気にいりの1着をご提案します。
姿形は小柄だけと、声はスタッフの中で一番デカいんです!
やるときゃヤルO型
菱田大蔵
Daizo Hisida
1969年生まれ
京橋店 (自称)スタイリスト
年収の半分をスーツや靴などのファッション費用にあてる、大の服好き。
1930年代のスタイルを自社で販売できるようにしたいというコト。密かに計画中!!!自己中…だけどにくまれないB型
中村亮太
Ryota Nakamura
1966年生まれ(リーバイス66モデルと同い年)
神田南店 店長
趣味はマラソン、東京マラソンも4時間少々で完走!3人の子供のパパとして健康に気を遣ってます!もちろん酒・タバコ・ギャンブルは一切やりません!!(やりたくても小遣いが少ないから…トホホ…。)
大平一彦
Kazuhiko O!hira
1952年生まれ
神田南店 ノンフィクションライター
「神田生まれの太平記」
好評連載中!
松田智信
Tomonobu Matsuda
1968年生まれ
WEBスタッフ
スーツファクトリーdpiきっての長距離通勤者。
通勤バスの中で、もっぱらWEBの本を読んで勉強をしてます!
蓮見寿英
Toshihide Hasumi
1962年生まれ
WEB Director
みなさんに楽しんでいただけるサイト作りを心掛けています。
自称デザイナー…実は単なる「パチスロ好き」
二重人格のAB型