みなさん こんにちは。
来たる9月11日は『東日本大震災』からちょうど半年、
『ニューヨーク同時多発テロ』からちょうど10年になります。
改めまして震災・テロでお亡くなりになられましたみなさまのご冥福を
お祈りいたしますと共に、未だ被災されている皆様・地域の
一日も早い復旧・復興を祈念してやみません。
さて、本日の物語はこのみなさんです。
アンゴラ山羊・・・・・・・です。
彼らが主人公・・・ではなく彼らの毛が今回の主役ございます。
そう、もうおわかりですね、モヘアと呼ばれる織物は彼らの
そのフサフサした毛を年2回刈り取って出来るものなのです。
その中でも生後6ヶ月(7ヶ月説もあり)あたりの仔山羊の毛を
キッド・モヘアと呼んで 特に高級とされています。
アンゴラ山羊、いや素材としてのモヘアの歴史は古く、
なんと紀元前15世紀(!)には祭壇の装飾布として
使われていた、という記録があるそうです。
このアンゴラ山羊、元々はチベット等に生息していたらしいのですが
遊牧民にひかれ曳かれて現在のトルコ国の都市アンゴラに
連れて行かれたのがアンゴラ山羊と呼ばれる所以といわれています。
(余談ながらアンゴラは1930年から アンカラと都市名を変えております)
当時から貴重品だったようで18世紀位まで
トルコが生産から品質改良まで独占し、なかなかに儲けたようです。
鎖国していた日本では当然その伝来は遅く、明治初頭であったといいます。
これもはっきりしませんが、どうやら『スーツ』としてではなく
『軍服』として日本デビューしたらしい。
それがこの方↓
桐野利秋さんです。
彼は薩摩藩(今の鹿児島県)出身で幕末は西郷隆盛 の用心棒、
明治維新後は明治陸軍少将、明治6年にいわゆる『征韓論』に敗れた
西郷と共に職を投げ打って鹿児島に帰り、
明治10年 西南戦争を起こし故郷鹿児島で戦死します。
桐野さんはその武骨な経歴に似合わず(?)とてもオシャレであったといい
西南戦争時で敗走しながらも西郷から金の懐中時計を買い受けたり
自身のサーベルは黄金作り、最期の突撃時でも香水を忘れなかった
くらいの洒落た豪傑だったそうです。
明治維新をなしとげたとはいえ、当時の日本は貧しく、軍隊であっても
軍服はひと揃えで過していたらしい。
が、桐野さんだけはわざわざ横浜の外国人居留区まで出向き、
自分の軍服を仕立てていたそうです。
『彼の着用着だけは他とは明らかに違うしなやかさで、
輝くばかりであった。』
この服地がモヘアではないかというのです。
モヘアという素材は光沢があり通気性が良く、繊維の腰が強いので
丈夫だと言われています。
ただ高価なため誰でも買えたわけでもなく、西郷さんや桐野さんといった
功なり名を遂げた高給取りでなければ買えなかったはずですから。
現在では夏生地として一般的には有名ですが
その独特の艶、光沢に魅せられたファンの皆様のご要望に応え、
秋冬商品としてもご用意させていただいております。
お客様の着方も 『仕事服』としてばかりでなく『嗜好スーツ』としての側面も最近は
お求めになる方が多くなりました。
もっとはっきり言えば披露宴等のパーティ着としても使いたい!
もちろん仕事でも!だそうです。
思えば時代が変わる中で、これだけ長く愛されてきた素材も
それほどはないのではないでしょうか?
まだ袖を通されたことのない方、
この秋、とっておきのスーツで友人の晴れの門出に出席したい方、
お薦めです ↓
http://www.rakuten.ne.jp/gold/dpi/fablic/2011-aw-mohea.html
トモ・マツダ
夏が終わって秋が近付いてくると、たまらなく関川夏央が読みたくなってきます、ということ
で、今回はお付き合い下さい。
―――橋の下を多くの水は流れ、私が20歳だったのはもう四半世紀以上過去のことになっ
た。何千の日は暮れ、何千の鐘も鳴ったが、この世の中の、なにがかわったかといわれると
よくわからない。
なにが消えたか。それならいくらか心当たりがある。
ボクシングが弱くなり、社会派映画というものが消えた。ユースホステルがすたれ、人が生き
るために「文学」を必要としなくなった。
1968(昭和43)年に私がその使い方にとまどった西洋便器が流布し、誰もがシャンプーのあと
でリンスをするようになった。私もしている。
しかし、その効用についてはいまもって理解していない。
「共通一次世代」とでも呼ぶべき、すんなりとは理解しがたい青年の群れが出現した。
仕事上知りあう限りから推した、あくまでも一般論としていうのだが、彼らはやさしくて同時に
冷淡である。雑知識を多量にかかえこみ、そのくせ無知である。
性的であるのに、どこか性をおそれ、また面倒くさがるふうである。
というぐあいに並べたててはみたが、以前の青年の方がましだったなどとは、やはりいえな
い。
どんな人種であれ民族であれ、またむかしの人であれ、いまの人であれ、頭脳の自由と不自
由、精神の寛闊と偏狭の割合はみなおなじだ。
つまり、私たちはなんでもいいから早くオトナになりたいと爪先立って歩いたが、彼らはできる
だけ長くコドモでいたいと念じて背をかがめている、その違いだけだろう。
「ぼくは20歳だった。それが人の一生でいちばん美しい年齢だなどと誰にも言わせまい」
四半世紀あまり前、たいていの青年が3ページくらいは読んだポール・ニザンの「アデン・アラ
ビア」の冒頭にこうある。当時のフォークソングを聞くような気恥しさを感じるのは、誰も「一生
でいちばん美しい年齢」などというはずがないからだ。
自意識過剰のとりこし苦労どころか、自己憐憫の腐臭さえ漂うようだ。
当時の青年たちは、日々増すばかりの日本の物質的豊かさに、自分の貧しい精神はとても
見合わない、といたずらに焦燥していた。
空虚なはなやぎ、というか、空転する騒々しい時代を呼び込んだ動機はそれだと思う。
いわゆる「知識人」という階層は存在の意味を失い、現在あるような高度大衆化社会に向か
う、その激流の途上にあった。
私も人並みに時代の波をかぶってずぶ濡れになったが、それが有益な体験だったとはまっ
たく思わない。むしろ濡れた体を乾かすのに長い年月を費やしたばかりだ。
その間、私は子供の頃とおなじく、人生設計上のなんのイメージも持てなかった。
要するに「いろいろあった」と書いて、ほかになんの感想も付け加えずに済ませたいのである
。
関川夏央 「昭和時代回想」より抜粋
私たちの世代は、もうまもなく人生ノーサイドとなる。
つまり定年であり、還暦である。平均寿命が延びた現代だからこそ、次のステージにのぞめ
るのだが、そのステージにすら出場できないメンバーも多くいる。
出場できる幸運を先祖や両親に感謝するばかりだ。
第一ステージは、限りなく負けに近い引き分けで、忸怩たる思いしか浮かんでこない。
次のステージは、勝ち負けはどうでもよく、ただただ全力を出し切って倒れた自分ならば、
生きた甲斐もあったとしておこう。
カズ・オーヒラ
みなさん、こんにちは!! 坂巻です。
最近やっと朝晩は涼しくなってきて、本格的な秋の足音が近づいてきましたね。
秋はオシャレを楽しむ絶好の季節です。上着やネクタイが恋しかったみなさん、
私達dpiと一緒にお洒落を楽しみましょう。\(^o^)/
そこで、本日はそのお洒落に欠かせないネクタイをご紹介します。
無地調~小紋柄
ドット柄~小紋柄
ストライプコレクション
いかがですか?!
今シーズンも様々なネクタイが入荷しました。まだごく一部の
紹介ですので、実際にお店にてお手にとってご確認下さい。
織り方や光沢、手触りの違い等、たくさん揃えてありますよ。そして
私達スタッフがお客様に最適なネクタイをコーディネイトいたします。<(_ _)>
是非お気軽にご来店ください。
みなさまこんばんは!DAIZOです。
本日はお客様からご注文をいただいた完成品ジャケットのご紹介です。
生地の色はベージュ地で、柄はウィンドペンの明るい茶とグリーンが交差しています。
今までのdpiでは無いパターン柄です。もちろん今年の新柄です (^_^)
(何を隠そう、私が仕入れの際にチョイスした色柄ですから!)
今回ご紹介したジャケットのご注文主のM様はとてもお洒落な方です。
色のお好みは人それぞれですが、M様はオフホワイトやベージュ系が特にお好みのようです。
実際に何度かお店にご来店されていますが、ジャケット&スラックスのコーディネイトがとても
お洒落で「流石!」の一言。上級者の着こなしがデキるお方です。
そのお洒落なM様は、今回は「DA1-06モデル」にチャレンジしていただきました。
DA1-06モデルとは?
こちらをご参照ください→ http://www.sf-dpi.com/style.html
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M様ジャケットのレシピ
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フロントデザイン : 3釦段返り
腰ポケット : フラップポケット(レギュラー)
ステッチ : 衿前ポケット背中にAMFステッチ入り。
ベント(背中の切り込み) : サイドベンツ
その他 : (1)衿幅はM様のお好みで細めの7.0cm指定にしております。
(2)画像では分りづらいですが肩パットは左右入れておりません。
ノンパット仕様です。
衿から肩のラインがとてもキレイですね。
しかもグリーンのウィンドペンが本当にいい味を出しています。
冬のジャケットらしく、どこか"暖かみ"を感じます。
インナーにはピンクや薄いパープル色の組み合わせがとても合いそうです。
お仕立てはグレードアップで高級感が出ています。裏地もキュプラ100%
ハリスツイードは暖かくて最高の商品ですが、背中のスベリがよくありません。
11月~2月に着用の際、裏地によって着用時のストレスを感じることがあります。
裏地はスベリが良いものをお勧めします (+o+)
下の写真は、ジャケットの「見返し」の部分です。
100周年記念のブランド・タグ光っていますね! 今年限りのタグですので一生の思い出に
なるのでは? そう思うと、私も1着作りたくなってしまいます。 "スーツ屋の性"とでも申し
ましょうか?
最後に、背中からのアングルで撮影してみました。
柄合わせがちゃんと出来ています。
一般の方には、この柄合わせは「当たり前だろ!」とお思いかと存じますが、生地を無駄
なく、かつ柄を合わせるように裁断をするのは高い技術が必要なのです。
わがスーツファクトリーdpiの工場スタッフの「陰に隠れた努力」を、ぜひおわかり下さい!
生地で見るのと製品になった物とでは全く違いますね。
平らな生地を立体的に仕立てる。テーラーの仕事って・・・う~ん芸術です。
思わず自己満足に浸るB型のDAIZOでございます。
◆ ◆ ◆
今回、M様にはご無理を申しあげて、ジャケットの画像を掲載させていただきました。
本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます!
【あとがき】
先日、隅田川の花火大会があり、その際友人のKさんと話している中ひょんなきっかけで
この写真をいただきました。千葉県民の方はみんな知っていると言われました。
名前は、チーバ君、千葉県のマスコットの事。何とも愛くるしいですね。
横顔の形が千葉県の地形とそっくり。
スーツファクトリーdpiでは、本サイトと別に、通販サイトとして楽天市場に出店しているの
はご存じのことと思います。
ウエブサイトというのは、ユーザー様が"どのようなキーワード"で訪れて下さったのかが
わかるという便利な機能がありますが、私たちもユーザー様がどのようなキーワードに
興味があるのか?何を探しているのか?という調査結果に基づきサイト構成や、商品
の品揃えに活かしているのです。
そうした数多あるキーワードの中で、ほぼ毎月上位に顔を出すキーワードがあるので
す。
それは「ブレザー」というキーワードです。
「ブレザー」というアイテムは、スーツファクトリーdpiでは何度もご紹介している通り
とても便利なジャケットです。
遊び着、仕事、フォーマルまで幅広く使え、スラックスさえ毎日交換すれば1週間で
毎日ブレザー1枚でも過ごせるという優れモノです。
■基本的なモデル、シルエットは?
こちらの写真は、アメリカン・トラディショナルモデルで作ったブレザーです。
胸ダーツが無くずん胴のボディを擁したⅠ型と呼ばれるモデルですね。
そして下の写真がアメリカン・トラディショナルでダブルブレストにしたタイプ
のブレザーです。
「ニューポートブレザー」と呼ばれるジャケットです。
この他にも、今風の衿が細いタイプの「DA2-07モデル」や、ハイゴージ・ハ
イウエストタイプの「DA1-06モデル」などでもお作りいただけます。
■ブレザーの素材は?
基本的にはウール素材で、ベーシックな綾織りが定番です。
季節によっては薄手のもの、起毛されたフランネル。夏にはトロピカルなど
様々が素材がありますが、定番こそ長く着ていただくために必要不可欠な
要素ではないでしょうか?
また、ウールの他にも「モヘア」「カシミア」などの羊毛以外の獣毛がブレン
ドされた服地は、また格別な光沢や風合いが楽しめます。
▼服地のページをご参照ください。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/dpi/fablic/2011-aw-navy_jacket.html
■コーディネイトは?
ブレザーに合わせるパンツは、ブレザーがウールなら同じウール素材で
合わせたいです。
色は、ミディアム~チャコールまでグレーの無地
もしくは、白×黒の配色のグレンチェック、千鳥格子柄が最もオーソドックス
で、様々な場面で使えるので便利です。
また、コットンのパンツを合わせるコーディネイトも昔懐かしい着こなしです。
アイビー風の着こなしで有名ですね。
シャツも、オックスフォードのボタンダウンがマストアイテムとなります。
ちょっと惜しいのがネクタイですが、ネクタイはドラッド系のレジメンや小紋柄を
合わせると「らしく」なります。
その他、ジーンズを合わせるというコーディネイトも一時流行しました。
最近では、カーゴパンツをコーディネイトするという着こなし例も見られますが
いずれにしても、このブレザーというジャケットは顔が広い!という意味で、
万能ジャケットと言えるのではないでしょうか?
それゆえ、人気やニーズが高く、前述の通り検索するユーザー様が多いのも
うなずけるといワケです。
坂巻輝行
Teruyuki Sakamaki
1974年生まれ
京橋店・店長
スーツファクトリーdpi四男坊。
お客様とフレンドリーな関係になって、お気にいりの1着をご提案します。
姿形は小柄だけと、声はスタッフの中で一番デカいんです!
やるときゃヤルO型
菱田大蔵
Daizo Hisida
1969年生まれ
京橋店 (自称)スタイリスト
年収の半分をスーツや靴などのファッション費用にあてる、大の服好き。
1930年代のスタイルを自社で販売できるようにしたいというコト。密かに計画中!!!自己中…だけどにくまれないB型
中村亮太
Ryota Nakamura
1966年生まれ(リーバイス66モデルと同い年)
神田南店 店長
趣味はマラソン、東京マラソンも4時間少々で完走!3人の子供のパパとして健康に気を遣ってます!もちろん酒・タバコ・ギャンブルは一切やりません!!(やりたくても小遣いが少ないから…トホホ…。)
大平一彦
Kazuhiko O!hira
1952年生まれ
神田南店 ノンフィクションライター
「神田生まれの太平記」
好評連載中!
松田智信
Tomonobu Matsuda
1968年生まれ
WEBスタッフ
スーツファクトリーdpiきっての長距離通勤者。
通勤バスの中で、もっぱらWEBの本を読んで勉強をしてます!
蓮見寿英
Toshihide Hasumi
1962年生まれ
WEB Director
みなさんに楽しんでいただけるサイト作りを心掛けています。
自称デザイナー…実は単なる「パチスロ好き」
二重人格のAB型